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2025年05月11日
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ドイツ語とイタリア語とロシア語と。

2014年04月26日

今日はカルミナブラーナとナブッコのレッスンであった。
思い込みで読みを誤っていたところが発覚したり、2回目の取り組みだからこそ注意を払わねば、と思った。

ラテン語は「イタリア語読み」「ドイツ語読み」と指導者によって変わる。
所属する合唱団の総監督は常に「イタリア語読み」なので、イタリア語を勉強することにしたのはそのためだ。

ラテン語は印欧祖語から派生したイタリック語派に属し、
そこから中世フランス語を経てロマンス諸語(フランス語、イタリア語、スペイン語等)に分派したらしい。
ローマ帝国(ラテン語を公用語とした)があまりに広かったから、地方地方の訛りみたいなのが極まってそれぞれの言葉になったのだろう、と勝手に想像している。

とはいえ、日本語で言うところの「古典・漢文⇔現代日本語」の関係が「ラテン語⇔イタリア語等」というイメージでよいのだろう。
そういうわけで、現在イタリア語を勉強中であるが、活用は繰り返し練習しないとすぐにわからなくなる。

まだ近過去・半過去・大過去まで進んでみたものの、活用が不安になり戻っている。
もう一度復習してから条件法・接続法・命令法に進もうと思う。

ちなみにナブッコの解読はこんな状況である。
 
ところどころわからないままに「?」でやり過ごしているところが・・・おそらくまだ辿り着いていない構文なのだろう・・・なかなか進まない。


カルミナブラーナには中世ドイツ語も出てくる。
この「中世」ドイツ語というのが曲者で、現代ドイツ語とは異なるそうだ。
(現時点で違いが理解できていない)
また、同じ綴りであっても「文語」と「口語」で発音が異なるとのこと。
監督は常に「文語」発音を指示する方だということなので、ドイツ語は「文語」を意識して学ばねばならないようだ。


そしてロシア語である。
・・・最近我が家には語学参考書と辞書が増え続けている。蔵書の脈絡のなさにも歯止めがかからない。(先日は反動で推理小説を5冊ほど纏め買いしてしまった)
さて、ロシア語はキリル文字であるからインデックスも違和感満載である。
しかしながら「R」を鏡文字にしたものの発音が「er」的なものであるのはなんだか「表音文字」であるかのように体感できたのが不思議である。
「P」は「R」的で
「H」は「N」的で
「C」は「S」的であるのは慣れた。

ロシア語を学んでいて思うのは昨今のウクライナ問題である。

というのも、昨年末ウクライナのキエフ交響楽団との第九演奏に参加したためである。
あの時一緒に舞台に上がった、キエフ交響の彼ら/彼女らは今どうしているのだろう、と。
音楽を奏でられる状況にあるのだろうか?
もどかしいことに国内で報道される情報は少なく、心の隅で思いつづけることしかできない。
いつかまた出会えることを願っている。

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