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2025年05月09日
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空っぽ。

2017年12月09日
勉強することが好きだ。

というとまるで知識人であるかのような(あるいは意識高い系であるかのような)誤解を受けそうだ。
私の場合、それは、実際は単なる穴埋めであり、もがきにすぎない。

けして知能が高いわけではないし、なれるものなら天才になりたかった。
いつも知識に飢えている。

学んでいるときだけ満たされる。
それはおそらく自分の果てしない空白が、少しでも埋められようとしているからだろう。

と、いうことに気がついた。

好き、というより、空虚を埋めるための狂信に近い気がする。

これが、社会的にうまく作用すると、資格の取得などになるし、社会的にうまく合致しなければ、偏屈な引きこもり、変人扱いになる。

正直、どちらでも構わない。
私はただ、ひたすらに、この空虚を埋めたいだけなのだ。

活字に溺れているとき、私は幸せだ。
例えば小説であれば、他者の人生さえなぞることもできよう。
文献であれば、人ではない「時間」になることもできる。
集合知に憧れるゆえか?自己を失うことに喜びさえ感じる。

全てを知りたい という傲慢さと
なにも知りたくない という怠慢と
どうしようもない という諦念のなかで日々さまよっているのだ。


そんな私にとって、語学学習は最適な穴埋めだ。
歴史や文化は言葉に宿る。
果て無き知識への渇望に打ってつけであって、今はイタリア語と格闘中で、入門コースに在籍しながら、いつかラテン語に至りたいと思う病にかかっている。

そうすれば、読める文献の量が格段に増えるからだ。
その前に英語かもしれないが。
読みたい資料に偏りがあるから、暫くはラテンに憧れておきます。
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